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学校法人聖公会盛岡こひつじ学園 仁王幼稚園 理事長だより  2021年8〜9月合併号

1.排泄の問題点について 
 飲んだり食べたりしたら、体の栄養になるものを除いて尿や便となって出ていかなければなりません。排泄も体の重要な働きの一つです。

1)排尿に関する問題
 まず尿の検査をしてもらいましょう。排尿時痛や頻尿では膀胱炎のような尿路感染症、尿量が多くなるような糖尿病などを診断します。

@   頻尿
 尿の回数が1時間に数回のように、頻繁にトイレに行くような場合を頻尿と言います。尿が出たいと感じるようですが、ほとんど出ていないのです。幼稚園での行事や発表会の前に、先生や保護者の方々から「おしっこをしましたか。」と繰り返し聞かれると、緊張場面にトイレに駆け込みます。その対応として、急かせず、温かく見守ってあげましょう。そのうちきれいに症状が消失します。背景に言われたことをきっちり実行しなければならないという厳しすぎるしつけがあるのかもしれません。
 逆に尿の回数が減って量が少ないという心配があります。水分摂取量が少なかったり、暑い夏には汗が出て尿量が減り、色が濃厚になります。腎機能が低下すると、体に水分が溜まってしまいます。急に体重が増えたり、瞼(まぶた)が腫れたり、下肢にむくみがないことを確認しましょう。

A   夜尿症(おねしょ)
夜尿症は生まれてから続いているものと、コントロールできた後に再発することがあります。次第に治っていくことが殆どなので、焦らず、叱らないことが重要です。まず尿の検査を受けて医学的な治療が必要でないことを確かめましょう。
 規則正しい生活が基本です。夕食は早めに摂り、食事中の水分摂取は制限しません。夕食後は水分、食事をとらないこと、ぬるめのお風呂に短時間入り、入浴後に水分を摂らず、就眠前に排尿させます。その後は排尿のため起こさないことです。冬は暖かいパジャマ、必要なら靴下を身に着け、尿が布団まで染みないようにビニールを敷いて対応しましょう。下着を濡らさないようにオムツをはずさないと、本人がそのことで安心して排尿のコントロールができません。夜尿の回数や量が減ってきたらオムツをトレーニングパンツに代えてみましょう。弟妹との比較はしないように、自尊心を守ってあげることが肝要です。
 効果がない場合には有効な内服薬がありますので、医師にご相談下さい。日中にもおもらしする場合には、遊びに夢中になって失敗することがありますので、もじもじするようなら排尿を促しましょう。

2.排便に関する質問
1)排便の習慣
 排便の習慣は食事と同じように規則正しい生活の基本です。年齢に応じて対応します。

@   便秘症
@)乳児:母乳栄養であれば人工栄養に比べて便は柔らかく、回数も多いのが普通です。肛門を刺激しても排便がないようなら、マルツエキス(麦芽糖)を飲ませてみましょう。離乳食が始まると便の色や硬さが変化します。便秘が続くと、お腹が張って嘔吐することもあります。これらの試みが有効でなければ、小児科医を受診して便を柔らかくする薬を使ってみましょう。

A)幼児以降:野菜、果物、肉、魚などのバランスの取れた食事にしましょう。柔らかく、消化しやすい食事のみを食べているとほどよい硬さの便になりません。「この子は牛乳しか飲みません。」と言っていた親子がいましたが、体重は増えていましたが、便秘と貧血が進行していました。特定の食事にアレルギーがある場合には除去することもあります。便秘が続くと、お腹が張って、腹痛、嘔吐、食欲不振になり、硬く大きな便を強く排泄することで肛門に傷がついて痛みや出血をみることがあります。食事をすると腸が動き出し排便したくなります。決まった時間に排便する習慣をつくってあげましょう。幼稚園や学校のトイレに慣れていないので、途中で失敗してしまうことがあります。暗くて怖いトイレにならないようにしましょう。これらの試みが有効でなければ、小児科医を受診して便を柔らかくする薬を使ってみましょう。

3.新型コロナウイルス感染症の終息まで
1)日常生活で続けなければならないこと 
 コロナ禍も2年目を迎え、PCR検査もできるようになり、ワクチンの接種も進んできました。しかし、新規の患者数が減らず、家庭や職場でのクラスター発生も見られています。まだ気を許してはいけません。3密を防ぎ、手洗い、うがいをしっかりしましょう。マスクもまだ必要です。

2)集団生活での大流行を防ぐために
 保育園、幼稚園、小・中学校、高校、大学など教育施設の登園、登校の基準も決めておかなければ保護者への感染、さらに職場への感染拡大に対応しなければなりません。

3)コロナワクチンへの期待と注意点
 教職員、12歳以上の接種可能な子ども達にも積極的に接種を進めて行かなければ終息には程遠いと思います。新型コロナウイルス自体も生き残りをかけて変異を続けているので、無効なワクチンを接種しているのではないかというジレンマもあります。現在までに有効性と安全性が確立されたワクチンを使いましょう。

@   ワクチンのそのものが持つ問題点として死亡例や重篤な副作用を検討します。
Aワクチン供給までの問題点として汚染物質の混入、同一人に3回投与するなど投与回数などの問題点を防ぎましょう。

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